オフィスの玄関は、外から入る砂と雨水が集まりやすい場所です。毎日清掃していても、入口だけ白っぽく、奥よりツヤが弱く見えることがあります。汚れているというより、細かなキズが増えて光り方が変わっているケースもあります。
先に見るところ
- 入口と奥を見比べる
- マットの端を確認する
- 雨の日の水の流れを見る
入口の砂が細かな線を増やす
靴底に付いた砂は、人が歩くたびに石の表面をこすります。特に自動ドアの内側やマットの切れ目は、砂が落ちやすく、足の向きも変わるため傷みが集まります。奥の床と比べると、ツヤの違いがよく分かります。

雨の日だけ濃く見える場所がある
目地や石の小さなキズへ水が入ると、その部分だけ色が濃くなります。乾けば戻るなら一時的な変化ですが、長く残る時は水分や汚れが中へ入っていることもあります。傘立ての下やマット周辺も見落としやすい場所です。
入口マットは長さと乾き方も見ます
小さなマット一枚では、靴底の砂や水分を取り切れないことがあります。入口で数歩歩ける長さがあり、汚れた時に交換できる物の方が床を守ります。雨の日に湿ったまま置くと、マットの縁に沿って床の色が変わるため、閉館後はめくって下を乾かします。床を磨いた直後だけ対策するのではなく、普段の砂取りを続けることで、細かな線が増える速さを抑えられます。
濡れた床へワックスを重ねない
水分や汚れが残ったまま塗ると、白く曇ったり、部分的にはがれたりします。今の床が磨き仕上げか塗膜仕上げか分からない時は、むやみに重ねない方が安全です。
磨く前に砂の入口を減らす
床を整えても、砂の持ち込みが同じなら細かなキズはまた増えます。マットの長さや交換時期を見直し、先に乾いた砂を取ってから水拭きします。濡れたまま歩く範囲を短くすることも床を守ります。
入口の床は来客の目に入りやすい一方、雨の日の滑りにも注意が必要です。強い光沢だけを仕上がりの基準にしません。
まとめ
玄関のくすみは、入口からの砂と水が重なる所へ出ます。清掃回数だけを増やすより、砂を中へ入れない工夫と、床に合った仕上げを考えます。