石床にペットの尿が付いた時は、においを消そうとして洗剤を重ねるより、まず水分を広げずに取ることが先です。石の種類によっては、液が細かな穴や目地へ入り、乾いたあとも色やにおいが残ります。早い段階の扱いで、その後の残り方が変わります。
先に見るところ
- こすらず上から吸い取る
- 目地まで濡れていないか見る
- 消臭剤を重ねない
最初は押さえて吸い取る
乾いた布やペーパーを上から当て、広げないように水分を取ります。横へ強く拭くと、濡れた範囲が大きくなり、目地へ入り込みやすくなります。取れたあとに少量の水で表面を拭き、もう一度乾いた布で押さえます。

乾いてから色とにおいを確かめる
濡れている間は石の色が濃くなるため、シミが残ったか判断できません。風を通して乾かし、周囲と比べます。目地や石の継ぎ目だけ色が濃い場合は、表面より深い所へ水分が入っていることがあります。
目地に入った水分は乾くまで時間がかかります
石の表面が乾いていても、目地や継ぎ目の色が濃いままなら、中に水分が残っています。暖房を近づけて急に乾かすと、石の色むらや目地のひびにつながるため、風を通して自然に乾かします。においが強い時は、表面へ香りを足すより、汚れた布やマットを別の場所へ移し、周囲の空気を入れ替えます。同じ場所で繰り返す場合は、目地のすき間や表面の傷みも見直します。
塩素系洗剤を直接かけない
石や目地が白く変わることがあり、金属部品の近くではサビの原因にもなります。消毒剤や消臭剤を次々と試すより、使った物が分かる状態にしておく方が対処しやすくなります。
においだけを香りで隠さない
香りの強い消臭剤を多く使うと、尿のにおいと混ざり、石にも成分が残ります。石材へ使える表示がない製品は広く吹きかけません。においが続く時は、表面だけでなく目地や下地から出ていないかを見ます。
同じ場所で繰り返す時は、石面だけでなく目地へにおいが残っていないかを見ます。薬剤の香りで隠しません。
まとめ
ペットの粗相は、こすらず吸い取り、十分に乾かしてから色とにおいを見ます。早く消そうとして薬剤を重ねないことが、シミを広げない一番の近道です。